JIN Demo Site 8
My Natural Garden & Cafe
Uncategorized

【甘えさせると子どもがわがままに育つ?!】私が救われた『甘えさせる勇気』

はじめに

名称未設定のデザイン (88).png

子育てをしていると、「子どもに厳しすぎるのでは?」あるいは「甘やかしすぎているのでは?」と葛藤することはありませんか?

「甘えを受け止めているのか、それとも甘やかしているのか?」

「甘えさせると子どもがわがままになるのでは?」

そんな悩みを抱える親御さんも少なくないと思います。

私自身も、まさにそのように悩んでいた一人でした。

しかし、ある時「甘えさせる勇気」という言葉に出会ったのです。

その言葉を目にした瞬間、私は胸が熱くなり、泣きそうになりました。

「甘えさせる勇気」

もし、あなたが、以前の私のように子どもを上手に甘えさせてあげることができなくて悩んでいるなら、きっとこの言葉が助けてくれると思います。

プレッシャーと期待

当時、私は2歳の娘0歳の息子を育てており、娘が甘えてくるたびに「もう一人でできるでしょ」「頑張って自分でやってみて」と、つい声をかけてしまっていました。

家事と育児を一人でこなす日々の中で、自分自身に余裕がなかったことも要因の一つです。

さらに、初めての子育てだった娘には、「母親としてしっかり育てなくては」というプレッシャーや、「自立した子になってほしい」という強い期待もあったのだと思います。

名称未設定のデザイン (87).png

そんな私が出会った「甘えさせる勇気」という言葉。

それは子育て雑誌『edu(エデュー)』の特集タイトルでした。

甘えを全面的に受け入れる勇気はありますか?

名称未設定のデザイン (86).png

その冒頭の文章には、こんな言葉が書かれていました。

今、子育てに必要なのは「甘えさせる勇気」です。
子どもが「甘え」を見せたとき、あなたはそれを、全面的に受け入れる勇気がありますか?
「わがままな子になってしまうのでは?」
「自分で自分のことができない子になるかも……」
といった迷いから、かえって厳しくしてしまうことはないでしょうか』

edu[エデュー] 2014.10 小学館

まさに私のことだ、と思いました。

「子どもが甘えてきた時には、甘えさせてあげましょう。」

実はこのような言葉を育児書や雑誌で目にしたことは何度もあり、頭では理解しているつもりでした。

しかし、その時改めて「私は本当に甘えを受け入れられているのだろうか?」と深く考えるきっかけをもらいました。

「甘えさせる」と「甘やかし」

それから私は、「甘えさせる」と「甘やかし」という言葉について深く考え始めました。

保育について勉強していた頃の参考書や、保育雑誌の記事を改めて読み返し、さまざまな意見を比較しながら、自分なりに向き合いました。

そして、私の中では、その考え方がおおよそ以下のようにまとまって見えてきました。

▶︎子どもが「やって」と自分から言ってきたとき、それは「甘え」であり、親がそれに応えることが「甘えさせる」ということ。それは子どもの安心感につながる

▶︎一方、子ども自身が何も言っていないのに、親が先回りして手を出すのは「甘やかし」であり、子どもの成長を妨げる可能性がある

この内容に、自分自身で納得するとともに、これまでの娘への関わり方をとても反省しました。

娘が「ママ、できない!やって~!」と頼んできた時に、「自分でできるよ、やってごらん」と返してしまっていた私は、娘の「甘え」を拒んでいたのかもしれません。

そして、「甘え」の扱い方を理解したとき初めて、「娘の甘えを受け入れてもいいんだ」と、張り詰めていた心がふっと軽くなったのを覚えています。

それ以降、私は、娘がすでにできることを「やって〜」と言ってきた時には、一度受け止めて、あえてやってあげることで、娘が求めている安心感を与えていけるように気をつけるようになりました。

また、娘がまだできないことを「ママやって」と頼んできた時には、「じゃあ一緒にやろう!」といって初めだけ手伝い、娘の気持ちが満足できたかなと思ったところで、徐々に自分でやってみるように促しました。

私も娘も、この「甘えさせる勇気」に救われたのです❤️

さいごに

名称未設定のデザイン (89).png

「甘えさせる勇気」

序盤で紹介した雑誌の冒頭の文章には、実はもう少し続きがあります。

子どもの甘えは、下の子の出現によるきょうだい関係の変化、
友達とのトラブルによる自信喪失など、
気持ちが不安定になっているときのサインでもあるのです。
ママ目線の思いはいったん棚上げにして、
まずは子どもの気持ちに寄り添ってみましょう。
心を満たしたわが子が見せる成長に、驚かされる日は、そう遠くないはずです。

edu[エデュー] 2014.10 小学館

娘は現在、小学3年生になりました。

今でもまだまだ甘えてくる時があります。

その時は、この冒頭の文章が頭をよぎります。

今では、「心を満たしたわが子が見せる成長」を、いつも楽しみにしている母です☺️

最後までお読みいただきありがとうございました🌸🌸